カテゴリ:病気情報( 25 )

どおして大人のニキビは治りにくいのか

大人のニキビは前述したような一般的な治療に抵抗性ですが、それは通常の治療に比較的反応する思春期のニキビと同等に扱い、治療するところに問題があると思われます。
大人のニキビでは、その背景にアンドロゲンを中心とするホルモンに異常があることが近年わかってきました。精神的ストレスや肉体的ストレスにより、副腎由来のアンドロゲンが増加し、それにより皮膚の毛穴閉塞を促すという発症機序が推測されています。よって大人のニキビには抗アンドロゲン治療が有効であり、アンドロゲンを低下させる低用量ピルが効果的です。

最後に
ストレスが大人のニキビの発症と深く係わっています。欧米と同様にストレス社会の日本においても、ますます大人のニキビで悩む患者さんが増加していくと考えます。
大人のニキビの病態は男性化微候の1症状であり、青春のシンボルのニキビとは違う病気だという事を認識してほしいと思います。
[PR]
by flower-pha | 2007-08-27 14:32 | 病気情報

おとなのニキビの特徴

この病気には5つの特徴があります。


① 20歳代から30歳代の1日中パソコン業務をしているような多忙な職業に
   就いている女性に多い
② 顎部や首に大きなしこりや膿疱を認める
③ 月経前に症状の増悪がある
④ なぜか思春期ににきびがなく、思春期を過ぎてから発症するケースが多い
⑤ 内分泌的背景に高アンドロゲン血症を高頻度に認める


大人のにきびの典型的臨床像は、下顎等に大きな丘疹、膿疱があり、鼻や額が
好発部位の思春期のニキビはこの点で異なります。
この特徴を知れば、診断は簡単です。

にきびの治療

一般的に、炎症性病変と非炎症性病変に分けて、にきびを治療します。
非炎症性の個疹には、洗顔の指導や硫黄ローションの外用薬が基本です。
また、理学的な治療としてケミカルピーリングも行われています。
炎症性個疹の治療は、抗菌剤の局所外用治療が第一選択で、それでだめなら抗生物質
の全身内服治療が用いられます。
[PR]
by flower-pha | 2007-08-17 16:46 | 病気情報

大人のにきび 

今回から大人のにきびについての文献から紹介します
なお文献は相澤クリニックの相澤浩先生によるものです

はじめに

痤瘡(ざそう)は一般的には”ニキビ”といわれ、思春期の男女の80%にできるありふれた
病気ですが、皮膚科としても、ありふれた病気の為、軽く見られがちです。
この病気を生理現象のひとつとして捉えることもできますが、症状の強い場合は皮膚疾患
として考えなければ成りません。にきびで悩んでいる人は、想像以上に多いのです。
さらに顔面に症状が出来る為、患者さんにとって深刻な問題でもあります。
にきびは、患者さんが医師の診察を受ける場合、皮膚科以外を受診することも多く、
一般臨床医が診察にあたる機会の多い病気です。そのため、この病気を正しく理解し、
適切な治療法を理解する事が大切です。
また、にきびには青春のシンボルとも言われ、思春期に好発されると
されてきましたが、女性では思春期を過ぎても治癒しない高年齢のにきびや、
思春期後に初めて発祥する”大人にきび”が最近増加しています。
このような大人にきびを「青春期後痤瘡(ざそう)」と呼びます。

次回は、最近増加傾向にあるこの大人にきびについての話を書きます。
[PR]
by flower-pha | 2007-08-04 14:31 | 病気情報

2015年の病気

150名の医師に聞きました「2015年に患者数がもっとも増加する疾患とは
のアンケート調査を入手いたしました。

その調査によると、医師が対象60疾患中、2015年に患者数がもっとも増加する疾患に挙げたのは、「糖尿病」で、次いで「糖尿病性腎症」「糖尿病性網膜症」「糖尿病性神経障害」の3大合併症が80%超の増加率を示すものとして予測されています。
直近のデーターでは糖尿病の患者数が740万人とされてますので、10年後には1432万人に膨れ上がる事になります。

国際糖尿病連合がまとめた世界の糖尿病患者数は2億3000万人以上(成人人口の6%)で、糖尿病関連死亡数も年間300万人以上、10秒に1人が糖尿病で亡くなっている計算です。

さらに今後20年間で1.5倍の3億5000万人に増加するものとみており、「糖尿病と共に生きる人々の数はアメリカ、カナダ、オーストラリアの現人口の合計をまもなく上回るだろう」としています。

糖尿は合併症を引き起こす怖い病気ですので、予防と検査を怠らぬよう気をつけましょう!
[PR]
by flower-pha | 2007-05-29 14:20 | 病気情報

風邪の予防 換気

部屋の換気について

換気が不十分な部屋に長時間いると、ウイルスに接触する可能性が高くなります。
一つの部屋にいる人数が多いほど、その可能性は高くなります。ウイルスは、感染者の
せきやくしゃみにより、気道分泌物とともに周辺に飛散します。そのほとんどは床に落下しますが、空気中に数時間浮遊すると言う報告もあります。そのため、家庭内に発病者がいる場合は、一日数回は室内の空気を入れ替えをし、室内のウイルスを少なくするのが、よいでしょう。
空気洗浄機を利用する事も効果が有ります。
[PR]
by flower-pha | 2007-02-15 13:45 | 病気情報

風邪の予防 うがい

今日はウガイについての投稿です

ウイルスは主に手を介して口の中に運ばれるか、感染者により飛散したウイルスを呼吸により鼻や口の中に吸い込む事によって運ばれます。多くのウイルスは気道の粘膜上皮細胞に付着し、侵入、増殖し始めます。付着してから増殖までのスピードが速いウイルスもあるので難しい面もありますが、気道に到着したウイルスを排除できる可能性として「うがい」が挙げられます。
又気道が乾燥し荒れているとウイルスが侵入しやすくなりますので、保湿する意味でもウガイは適しています。

<うがいの仕方>
・ 水又はうがい用消毒薬希釈液を用意する
・ 1回目は食べ物カスを取り除く為に口の中で強くゆすぐ
・ 2~3回目は上を向いてのどの奥を15秒程度うがいする

上手にうがいが出来ない子供の場合は、ゆすぐだけか、飲み込むだけでも
効果はあります。
a0074747_852018.jpg
[PR]
by flower-pha | 2007-02-05 08:45 | 病気情報

風邪の予防 手洗い

予防その一は手洗いです

直接接触感染で大きな役割を果たすのは「手」です。ウイルスに感染した人がセキやクシャミをする事で、ウイルスが飛散し、周囲に付着します。
また、鼻汁を処理した際にウイルスが付着した手で触られた手すりやオモチャなどにも付着します。目には見えないで、私達は知らず知らずのうちに手にウイルスを付着させる事に成ります。人にうつさない為に、また、うつされない為にも、手洗いはとても重要です。
手洗いの方法としては、流水で洗い流す、液体石鹸を使用する、速乾性の消毒アルコール製剤をしようする、などが有ります。目に見えない場合は速乾性の消毒用アルコール製剤の方が消毒効果が高いといわれています。

<手洗いの仕方の例>
① 適量の石鹸か速乾性消毒アルコール製剤を手に取る
② 手のひらを良くすり合わせる
③ 指は1本づつこする
④ 手の甲を重ね合わせて、甲と指の間をこする
⑤ 両手を合わせ、指を組み合わせてこする
⑥ 手のひらで指先、爪をこする
⑦ 手首もしっかりこする
⑧ 石鹸を使用した場合は、最後に流水で洗い流す

1回につき、30秒以上、2回行うとかなり手洗い効果が有ります。
15秒より30秒手洗いした方が手に残っている細菌量が少なくなるというデーターも
あります。
しかし、丁寧に洗いすぎたり、硬いブラシを使ったりすると、皮膚のバリアを壊し、そこから菌が侵入しやすくなりますのでほどほどに。
最後に手拭は使い捨てのペーパータオルがいいでしょう。タオルを共用するとせっかく洗った手が汚くなる可能性があります。
[PR]
by flower-pha | 2007-01-25 12:14 | 病気情報

風邪の予防 その2

今日は感染防御機構について書きます

私達の体は病原体を進入させない為に防衛手段を持ってます。
正常な皮膚面は病原体の進入を拒みますが、傷ついた皮膚や目、気道、消化管などの粘膜から進入しようとします。しかし、粘膜は分泌物でおおわれ、病原体を消化する酵素があり、胃は強い胃酸を分泌します。気道の繊毛は分泌物と共に病原体などの異物を対外に排出する働きがあります。又病原体を食べて処理する細胞もあります。
このように私達の体は病原体の侵入を防ぐ為に働いているわけですが、感染が成立する
前の段階で、病原体を排除する事が「かぜの予防」につながります。
かぜの病原体で一番多いのはウイルスです。

では次回以降はウイルス予防の 「手洗い、うがい、部屋の換気、部屋の温度」 
について書きます。
[PR]
by flower-pha | 2007-01-22 10:40 | 病気情報

風邪の予防 その一

いよいよ本格的な冬になりましたが、今の所風邪のの大流行は聞いておりません。

しかし 流行する前に対策という事でしばらく予防について投稿いたします。
なお この情報は さはらファミリークリニック さんの投稿記事からの転記です。

いわゆる「かぜ」。 
かぜを引き起こす病原体はどのように感染を成立させるのでしょうか?
(感染の成立をなるべく防ぐことは、風邪に引きにくい事となります)

感染の成立

病原体が私たちに接触するまでの過程を伝播(でんぱ)と言います。風邪の病原体の伝播経路は主に「飛沫感染(せき、くしゃみなど)」と「接触感染」があります。接触感染には、手などで直接病原体に触れる事によって伝播される「直接接触感染」と、水、おもちゃなどを介して伝播される「間接接触感染」があります。
このゆうにして私たちの体に病原体が付着し、体の中に侵入します。多くは鼻・口など気道粘膜からです。そして気道、腸管といった増殖できる場所まで運ばれ、定着します。
ここで、ある数までどんどん増殖すると感染が成立します。
[PR]
by flower-pha | 2007-01-13 10:40 | 病気情報

ノロウィルス

本日付の毎日新聞からの転記です

JR東日本系列のホテルメトロポリタン(東京都豊島区西池袋)を利用した客らが下痢やおう吐を訴え、池袋保健所が調べたところノロウイルスによる感染性胃腸炎であることが分かった。11日までに利用客やホテル従業員の計347人が症状を訴えた。厚生労働省によると、ノロウイルスの集団感染としては今年最大の発症者数という。
 同保健所によると、ホテルから5日に報告を受け、食中毒とノロウイルス感染の両面で調査。この結果、2、3両日に同ホテルで開かれた披露宴や宴会の出席者に症状が集中していたことが判明。しかしホテルの料理を食べていない利用客らからも発症者が多数出ていることから、ノロウイルスによる集団感染の可能性が高いと判断した。
 発症者の内訳は利用客292人、従業員55人。
 保健所はホテルの消毒が不十分だったことからウイルスが空気中に舞って感染したり、トイレで感染したのではないかと見ている

TVでの報道によると
2フロアーの宿泊客に多く感染している所から調べた所 以前その階で嘔吐した宿泊客が確認されてます ホテルは床を消毒した様ですが、その床が乾燥してウイルスが空気中に浮遊して感染した可能性が高いとの事

皆さん 本当に注意して下さい
なを 家族が感染した場合・嘔吐等を拭いた雑巾は捨ててください

[PR]
by flower-pha | 2006-12-13 12:00 | 病気情報